薩婆訶
そわか異読 そばか
名詞
標準
svāhā
文例 · 用例
次に「菩提薩婆訶」という事ですが、菩提は菩提すなわち悟りのことです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
「薩婆訶」は、速疾とか、成就とか、満足というような意味で、どの真言の終わりにも、たいていついている語です。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
茶わんから上がる湯げをよく見ると、湯が熱いかぬるいかが、おおよそわかります。
— 寺田寅彦 『茶わんの湯』 青空文庫
ほのめくは髪のなよびか、衣の香か、えこそわかたね。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
」 ホームズがたいへん満足げなことは、私なればこそわかった。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
あびらうんけんそわかと唱えて、押頂いて飲んだですて……(お気をつけられい。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
蕨の茎葉で蝮に咬まれた創口を撫でてかの歌を誦すと越後でいう由なるが、陸中の俚伝を佐々木喜善氏が筆したのには、蛇に逢いて蛇がにげぬ時「天竺の茅萱畑に昼寝して、蕨の恩を忘れたか、あぶらうんけんそわか」と三遍称うべし。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
しかも、寄進についている六地蔵のその施主は、身分素姓年ごろこそわからぬ、いずれもなまめかしく艶な下町女らしい名まえばかりでした。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
僧侶たちは読経の最後に「薩婆訶」と唱え、祈りを締めくくった。
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この秘法を成就させるには、真心を込めて「薩婆訶」と三度唱えるべし。
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古文書には、呪文の結びに必ず「薩婆訶」を添えるよう記されていた。
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