一世一代
いっせいちだい異読 いっせいいちだい
名詞名詞-の形容詞
標準
once in a lifetime
文例 · 用例
学校のおつとめからお帰りになって、隣りのお部屋で、私たちの話を立聞きして、ふびんに思い、厳酷の父としては一世一代の狂言したのではなかろうか、と思うことも、ございますが、まさか、そんなこともないでしょうね。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
一世一代だぞ、これあ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」「これはどういう事実だと聞くと、長年この渡をやッていた船頭が、もう年を取ッたから、今度|息子に艪を譲ッて、いよいよ隠居をしようという、この日が老船頭、一世一代の漕納だというんだ。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
○六月、歌舞伎座にて市川団蔵、一世一代の仁木弾正を演じ、好評。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
ほとんど生れてはじめて都会らしい都会に足を踏みこむのでしたから、少年にとっては一世一代の凝った身なりであったわけです。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
ほとんど生れてはじめて都会らしい都会に足を踏みこむのでしたから、少年にとつては一世一代の凝つた身なりであつたわけです。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
ふところに収めたる当世風の花簪、一世一代の見立にて、安物ながらも江戸の土産と、汗を拭きふき銀座の店にて購ひたるものを取出して、昔日の少娘のその時五六歳なりしものゝ名を呼べば、早や寝床に入れりと言ふ、枉げてその顔見せてよと乞へば、やがて出で来りて一礼す。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
空車を引いている折柄で御座います、戻り駄賃に一世一代の大物を引いて見ようか……と存じますと一気に釣り出された仕事で御座いましたが、タッタ一足の事で石月様に先手を打たれまして……ヘヘヘ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
作例 · 標準
引退公演の舞台で、彼は一世一代の名演技を見せ、観客を深い感動の渦に巻き込んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「一世一代の大勝負だ!」と気合を入れ、彼は全財産を投じて新しい事業を立ち上げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
結婚式のスピーチで、彼は緊張しながらも一世一代の愛の告白を行い、会場を沸かせた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
そのベテラン職人が最後に手掛けた花瓶は、まさに一世一代の傑作と呼ぶにふさわしい出来栄えだった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview