言い淀み
いいよどみ
名詞
標準
文例 · 用例
お沢 はい、(言い淀み、言い淀み)今……夜……が、満……願……でございました。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
」「ところが、市では、」と、検事は少し言い淀みながら、「市では、いろんな噂がたっていましてね……。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
」「だがしかし、お前さんはいつも立派な事務家でしたがね」と、スクルージは言い淀みながら云った。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
此だけの語が言い淀み、淀みして言われている間に、姥は、郎女の内に動く心もちの、凡は、気どったであろう。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
家の中から、悪者を出し度くなかったからでございます」「――」 お通は言い淀みました。
— 人違い殺人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「それは間違いもあるまい、その次は」「さア――」 お里は言い淀みました。
— 路地の足跡 『銭形平次捕物控』 青空文庫
もし……」 ラルフが言い淀み、戸惑い、赤面した。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
まさか、見つけたのか、遺……」 言い淀み、ちっと舌打ちした。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫