大根役者
だいこんやくしゃ
名詞
標準
bad actor
文例 · 用例
「へえん、随分ご親切だけど、かえって親切が仇にもなるわよ」 と、お加代はしかし大根役者ではなかった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
全く、どうにも手の込んだ大馬鹿野郎・度しがたい大根役者だよ。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
大根役者に過ぎた美しい容貌は、今日段々その芸に妥当性を持ちはじめて来たのである。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
其為、やつぱり、偉大な大根役者の部に入らなければならなかつたのです。
— 折口信夫 『芝居に出た名残星月夜』 青空文庫
先代羽左衛門の閲歴を見ても、あれほど若い間大根役者呼はりをせられた人もなかつた。
— 折口信夫 『花の前花のあと』 青空文庫
これに反して、悪声で調子の良かつた菊五郎もやはり、大根役者から、心の趣くまゝに、彼自身を自由に、芸にうち出す事が出来るやうになつた。
— 折口信夫 『花の前花のあと』 青空文庫
剣劇の俳優、レビューガール、どんな大部屋の大根役者でも大井広介にきけばたちどころに名前が分る。
— ――並びに註文ひとつの事―― 『大井広介といふ男』 青空文庫
この芝居を演ずる料理人が大根役者であって、名優でないからである。
— 北大路魯山人 『料理芝居』 青空文庫
作例 · 標準
彼の芝居は、いつも大根役者そのものだった。
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期待していたのに、彼の演技はまるで大根役者だった。
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観客は、あまりの演技の拙さに、思わず失笑してしまった。まさに大根役者だ。
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ウィキペディア
大根役者(だいこんやくしゃ)とは、演技の拙い役者や俳優を批判する芸能用語。そのような演技の下手な役者を「大根」や「三文役者」と言う場合もある。対義語は「千両役者」。
出典: 大根役者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0