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咳き上げる

せきあげる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to have a coughing fit
文例 · 用例
いいかい、オリガは、センチメントおさえて、おさえて、おさえ切れなくなる迄おさえて、幕切れで、どっとせきあげる、それだけ心掛けて居ればいいのだ、あとは尾沼君の言うこと信仰し給え、あれは偉い男だ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
いいかい、オリガは、センチメントおさへて、おさへて、おさへ切れなくなる迄おさへて、幕切れで、どつとせきあげる、それだけ心掛けて居ればいいのだ、あとは尾沼君の言ふこと信仰し給へ、あれは偉い男だ。
太宰治 火の鳥 青空文庫
いる人数が少なくなって、邸内が静かになったころに、葵の君はにわかに胸がせきあげるようにして苦しみ出したのである。
源氏物語 青空文庫
スーラーブは、喉元にせきあげる感情で、思わず訊いた。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
すると如何にもそれが自然らしかつたので、呆れた酒井は、ふつと、噴飯しかけたのを半巾を銜へて後ろ向きになつたが、込みあげてくる笑ひが止まらず、声をのんで身をふるはせて居たのが悲しみにせきあげるやうに見えたので拍手喝采大受けに受けた。
喜多村緑郎 青空文庫
人心を動揺させず、なお万一に備えるために、つねづね不評なわしが留守をお受けし、専横の名にかくれて、大事を守らねばならなかったのだ」「父上、……申しわけございません」 通胤は崩れるように庭へ坐り、せきあげる涙と共に云った。
山本周五郎 城を守る者 青空文庫
お赦し下さい父上、どうぞお赦し下さいまし」 清胤はじっとわが子のせきあげる声を聞いていた。
山本周五郎 城を守る者 青空文庫
六 家へ帰って来た孫次郎は、そのまま仏間へ入って経机の上へ菓子の包を供えると、崩れるように其所へ坐って、「椙江」 せきあげるように云った、「そなたの好きな蒸し菓子だぞ、そなたの好きな……」 う、う、と喉を絞る嗚咽。
山本周五郎 おもかげ抄 青空文庫
作例 · 標準
風邪がひどく、彼は夜中に何度も咳き上げていた。
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飲み物が気管に入ってしまい、彼女は激しく咳き上げた
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突然の埃に、思わず全員が咳き上げてしまった。
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咳き上げる(せきあげる) — 幻辞.com