漸と
やっと
副詞頻度ランク #1669 · 青空 343 例
標準
at last
文例 · 用例
大磯近くなつて漸と諸君の晝飯が了り、自分は二|個の空箱の一には笹葉が殘り一には煮肴の汁の痕だけが殘つて居る奴をかたづけて腰掛の下に押込み、老婦人は三|個の空箱を丁寧に重ねて、傍の風呂敷包を引寄せ其に包んで了つた。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
二階の女の姿が消えると間もなく、下の雨戸を開ける音がゴトゴトして、建付の曲んだ戸が漸と開いた。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
下 此二人の少女は共に東京電話交換局の交換手であって、主人の少女は江藤お秀という、客の少女は田川お富といい、交換手としては両人とも老練の方であるがお秀は局を勤めるようになった以来、未だ二年許りであるから給料は漸と十五銭であった。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
三晩目に、漸とこさと山の麓へ着いたばかり。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
さて、その事を話し出すと、それ、案の定、天井睨みの上睡りで、ト先ず空惚けて、漸と気が付いた顔色で、「はあ、あの江戸絵かね、十六、七年、やがて二昔、久しいもんでさ、あったっけかな。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
彼方此方と搜す中、漸とのことで大きな無花果の樹蔭に臥こんで居るのを見つけ出し、親父は恭々しく近寄つて丁寧にお辭儀をして言ふのには『實は今日お願があつてお邪魔に出ました。
— 国木田独歩 『怠惰屋の弟子入り』 青空文庫
「いったい君はどうしたというんだ」と漸とのことで声を出す。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
母上さん、何卒……お返しを願います、それでないと私が……」と漸との思で言いだした。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
作例 · 標準
長い冬が終わり、やっと春がやって来た。
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彼は数年間の努力の末、やっと夢を叶えた。
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渋滞を抜けて、やっと目的地に到着した。
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標準
barely
作例 · 標準
彼はギリギリで、やっと最終電車に間に合った。
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大怪我から回復し、やっと歩けるようになった。
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小さな声だったので、彼の言葉がやっと聞き取れた。
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