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ざるべからず

ざるべからず
表現助動詞
1
標準
must (do, be)
文例 · 用例
かくのごとき眼より見れば、実際の等温線は大小無数の波状凹凸を有しこれが寸時も止まらず蠢動せるものと考えざるべからず
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
しかれどもかくのごとき小規模の現象の予報をなし得るためには、(この予報が可能としても)少なくも測候所の数を現在の数百倍数千倍に増加せざるべからず
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
(F・O)中村仲蔵死を決して出演し日下部典六一党率いて繰り出したと聞けば此村大吉たる者亦登場せざるべからず
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
文士筆を揮ふは、猶武人の剣を揮ふが如く、猶、農夫のを揮ふて内に耕すもの、農夫の家国に対する義務ならば、文士紙を展べて軍民を慰藉するもの、亦必ず文士の家国に対する義務ならざるべからず
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
もとより、これは諷刺に非ず、格言に非ず、一篇のかなしき物語にすぎず、されど、わが若き二十代の讀者よ、諸君はこの物語讀了ののち、この國いまだ頑迷にして、よき通事ひとり、好學の白石ひとりなきことを覺悟せざるべからず
太宰治 「地球圖」序 青空文庫
貴嬢はわが願いを入れ、忍びて事の成り行きを見ざるべからず、しかも貴嬢、事の落着は遠くもあるまじ、次を見|候え。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
』『夷狄だ畜生だ、日本人ならよくきけ、君、君たらずといえども臣もって臣たらざるべからずというのが先王の教えだ、君、臣を使うに礼をもってし臣、君に事うるに忠をもってす、これが孔子の言葉だ、これこそ日の本の国体に適う教えだ、サアこれでも貴様は孟子が好きか。
国木田独歩 初恋 青空文庫
騎兵ゆき過ぎんとして、後なる馬上の、年若き人、言葉に力を入れ『……に候間至急、「至急」という二字は必ず加えざるべからず』と言うや、前なる騎兵、『無論、無論……』と答えつ、青年の耳たてし時は二騎の姿すでに木立ちにかくれて笑う声のみ高く聞こえたり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
作例 · 標準
公職にある者は、常に身を律して清廉潔白であらざるべからず
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いかなる困難が待ち受けていようとも、初心を忘るべからず、また挫けるべからず。
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伝統文化を継承する身として、先人の教えを軽んずべからず。
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