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読殻

よみから
名詞
1
標準
文例 · 用例
夜帰って来て、御米が飯の御給仕をするときなどに、「今日も伊藤さんの事が何か出ていて」と聞く事があるが、その時には「うんだいぶ出ている」と答えるぐらいだから、夫の隠袋の中に畳んである今朝の読殻を、後から出して読んで見ないと、その日の記事は分らなかった。
夏目漱石 青空文庫
夜歸つて來て、御米が飯の御給仕をするとき抔に、「今日も伊藤さんの事が何か出てゐて」と聞く事があるが、其時には「うん大分出てゐる」と答へる位だから、夫の隱袋の中に疊んである今朝の讀殼を、後から出して讀んで見ないと、其日の記事は分らなかつた。
夏目漱石 青空文庫