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革紙

かくし
名詞
1
標準
文例 · 用例
ルイドール金貨が胸の小さな革紙入にぬい入れてありました。
LYKKENS KALOSKER 幸福のうわおいぐつ 青空文庫
所が西域の方では、その當時書寫の材料として使用したのは、パピルス即ちカヤツリ紙か、または獸皮を滑した革紙即ちパルチメントであつた。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
支那の唐の中頃、西暦の八世紀の半頃までは、西域でも歐洲でも、今日謂ふ所の紙の製造法を知らずに、ひたすら不便極まるパピルスや革紙を使用して居つたのであります。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
これまでの革紙などに比較すると便利で、價格も低廉であるから、需要は日を逐うて増加いたし、サラセンの領内のアラビア、ペルシア、スペイン、エジプト、シリヤ地方で、支那紙の製造工場が、どしどし開設される。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
製造業の勃興につれて從來のパピルスや革紙などは次第に勢力を失つたは勿論、この頃まで矢張り不便な、パピルスとか、革紙とかを使用して居つた西洋諸國へ、このサラセンで製造された紙が段々と輸出されました。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
そこで西洋の方でもパピルスや、革紙は次第に勢力を失つて、十四五世紀になると、歐洲でも製紙業が發達し、印刷術の應用と並んで、近世文明の發達を促がす大原因となつたものである。
桑原隲藏 東洋人の發明 青空文庫
四 マホメット教國の勃興以前は勿論、その初起時代でも、パミール以西の諸國では、書寫の材料として、普通にカヤツリ紙即ち Papyrus か殊に革紙即ち Parchment を使用した。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫
『史記』の大宛傳及び『漢書』西域傳に安息國(Parthia)のことを記して、「畫革旁行爲書記」といひ、『梁書』諸夷傳に滑國即ち厭帶夷栗※(Ephthalites)のことを記して、「羊皮爲紙」とあるのは當時革紙の使用された證據である。
桑原隲藏 紙の歴史 青空文庫