どうにかこうにか
どうにかこうにか
表現
標準
somehow or other
文例 · 用例
それでもどうにかこうにか綾なして、だんだんに手元へひき寄せたらしく、為さんは手網を持って掬いあげようとする。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
「この芝居はちっとむずかしかろうと思ったんですが、まあ度胸でやってみろという気になって、どうにかこうにか段取りだけは付けて見たんですが、親分に逢っちゃ敵いませんよ。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
「その自殺致しました△△には妻と男の子が三人ありまして、今申上げましたような事情で路頭に迷うておりますのを、微力ながら吾々友人が寄り集まりまして、どうにかこうにか喰えるように処置いたしましたが、ここに困りますのはその三人の子供に父の死因が知らせられない事で御座います。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
どうにかこうにかつくろってしまって、さて振り返って見ると、そばに立っているはずの大三郎の姿がどこかへか消えてしまったのである。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
大まかな百姓仕事や、飯爨や、副食物の世話ぐらいは、どうにかこうにか人間並に出来るには出来たが、その外の読み書き算盤はもとより、縫針なんか一つも出来なかった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
ですから、これを葛岡に知らせるにしても、よくこの中身のところを説明してやりさえしたなら、どうにかこうにか葛岡を納得さすだけの自信はわたくしにあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その足跡をたよりにしてどうにかこうにか辿り着くと、ようように土台石らしい大きい石を一つ見いだした。
— 岡本綺堂 『こま犬』 青空文庫
そんなことをして騒いでいるうちに、馬はどうにかこうにか再び起き上がったので、涼しい木のかげへ引き込んでしばらく休ませてやる。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
作例 · 標準
締切が迫っていたが、どうにかこうにか論文を書き上げた。
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壊れた自転車をどうにかこうにか修理して、家に帰った。
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新しい環境にも、どうにかこうにか慣れてきた。
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