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鍛刀

たんとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 関の孫六の鍛刀乾雲丸。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
いつ見ても戦国の霜魄鬱勃たる関の孫六の鍛刀……。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
鍛刀の技たるや、細部や仕上げにいたっては各家|口伝、なかには弟子にさえ秘しているところがあって、おのおの異なり、容易に外界から推測すべくもないが、まず大体は同法であって、すなわち……。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
やいばわたし……鍛刀中の入念場。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
死のまぎわまで鍛刀の思いを断たない関の孫六の血肉が働いているのだ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
直胤の鍛刀などよりは、無名のこの作者のほうが、遙かに、魂がはいっておる』 呟いて、木綿袋へ巻き直し、『では、行って来るぞ』 と、膝を起てかけた時である。
吉川英治 山浦清麿 青空文庫
その兄の鍛刀と――一世に名匠の聞えの高い水心子正秀の高弟直胤の刀と――何うして較べ物になろう。
吉川英治 山浦清麿 青空文庫
――同時に、物置小屋の鍛刀所では、何かにつけて不便なので、清音の屋敷から遠くない、四谷北伊賀町に一軒借りうけ、そこで、彼が江戸に於ける第一声の鎚音を、初めて、揚げることとなった。
吉川英治 山浦清麿 青空文庫