横広がり
よこひろがり
名詞
標準
文例 · 用例
その石から一二尺離れて、半円形に断続の地割れがして、その一端に、一尺足らずの細長い穴が、斜めに深く、横広がりにあいていた。
— 豊島与志雄 『古井戸』 青空文庫
が、出た煙が雨のために眞直ぐ空に上れずに、横ひろがりになびいて、野|面にすれ/″\に廣がつて行つた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
出た煙はじゅくじゅくした雨もよいに、真直ぐ空にものぼれず、ゆっくり横ひろがりになびいて、野面をすれずれに広がって行った。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫