曽
そ
名詞
標準
文例 · 用例
桔梗色に濃かった木曽御嶽の頭に、朝光が這うと微明として、半熱半冷、半紅半紫を混ぜて刷く、自分は思った、宇宙間、山を待ってはじめて啓示される秘色はこれであると、噫、何ぞ紫の筑波を説かん。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
大山は、その二人の子供が死んだ、という知らせを受け取ったのは、木曽川の落合川の発電所で働いている時であった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
そして今、十数年後、木曽駒ヶ岳、恵那山などの山によって距てられる、天龍河畔の鉄道工事場で、今度は叔母からの通信で、兄が朝鮮で死んだ、ということを知ったのである。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
七十を越した、兄の祖母で、勝子の曽祖母にあたるお祖母さんが、勝子を連れて川へ茶碗を漬けに行った。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
長良川木曽川いつの間にか越えて清洲と云うに、この次は名古屋よと身支度する間に電燈の蒼白き光曇れる空に映じ、はやさらばと一行に別れてプラットフォームに下り立つ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
木曽の御嶽山は夏でも寒い、 袷遣りたや足袋添えて。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
『論語』は、大雑把に言えば、全て孔子の弟子が善言を記したものであり、詳しく言えば孔子の弟子の曽子の弟子である楽正子思の徒が記纂したもので、また孔子の弟子の有若の弟子等が記したところも有るので、単に子曰とあるのは孔子で無ければならない、そう考えられるのである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
参乎、(参乎) 参は孔子の弟子曽子の名である。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
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曽(そう)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の385番目。
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