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八十島

やそしま
名詞
1
標準
many islands
文例 · 用例
島は、浮島、八十島
太宰治 古典竜頭蛇尾 青空文庫
兵本書矩氏の、靭の男(同上)は、大阪商人のねばり強いところを描写したソツのないものらしいが、大分疲れて来た折からだつたので後まはしとなし、また、中野重治氏の、鈴木・都山・八十島(同上)は翻したところあまりに伏写が多いので終ひに失敬してしまつた。
牧野信一 浪曼的月評 青空文庫
曲浦深く陸地に入ること數十町、鹽釜祠下、漁戸數十、浮世を山と海とに遮りて、魚網夕陽に晒し、扁舟蘆荻の間に浮び、八十島かけて澄む月影と共に、漁人の心もいかばかり澄みたりけむ。
大町桂月 金華山 青空文庫
繁山の岬のかげの八十島をしまづたひゆく小舟ひさしきしたたかにわれに喰はせよ名にし負ふ熊野が浦はいま鰹時むさぼりて腹な破りそ大ぎりのこれの鰹の限りは無けむ琴彈の濱の松かぜ斷えぬると見れば沖邊を雨のゆくなり 山や海の事ばかり書いてゐた。
若葉の頃と旅 樹木とその葉 青空文庫
浦潮斯徳に駐在して居る東京朝日新聞社の通信員|八十島氏から贈られた果物の籠、リモナアデの壜、寿司の箱、こんな物が室の一|隅に置いてあつた。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
見るかぎり八十島しろし薩摩潟沖縄かけてつもるしら雪吹雪する黒牛潟の汐かぜに浪高からし船の寄りくる葛城や時雨の雲の絶間よりほのかに見ゆる峰のしら雪明治二十五年二月五日、ふと老が身のおぼつかなさを思ひつめて痴れがましく打咽び、世をも子等をも恨みなどしつつ、昼つ方より夕までに二百首ばかり詠みける中に。
與謝野禮嚴 禮嚴法師歌集 青空文庫
「うらやすの国」は、国ぼめの語で、八十島・八十国は、祝福を籠めていふのだ。
「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 小栗判官論の計画 青空文庫
創作因となつたはずの、わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと、人には告げよ。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
作例 · 標準
日本は八十島からなる国である。
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八十島の海を渡り、彼らは新しい土地を目指した。
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歌には、八十島を巡る旅の様子が詠まれていた。
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