万国旗
ばんこくき異読 ばんこっき
名詞
標準
flags of all nations
文例 · 用例
アイルランド人の経営しているホテル・グランド・オリエンタルは夜が更けるにしたがって人力車と馬車が交錯して万国旗の前でとまると各国の夜の女がボーイの腕に抱かれて、昇降するたびにアイオニアの音曲を奏するエレベーターに吸われていった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
ホワイトマンによって教練された女達のなかにまじって、十九世紀の万国旗に包まれた太田ミサコが船出する。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
ああ、天井には万国旗。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
通りの海添いに立って見ると、真青な海の上に軍艦だの商船だのが一ぱいならんでいて、煙突から煙の出ているのや、檣から檣へ万国旗をかけわたしたのやがあって、眼がいたいように綺麗でした。
— 有島武郎 『一房の葡萄』 青空文庫
六畳の部屋一杯お襁褓が万国旗の様に乾された。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
そのようすは、まるで万国旗が風にひらひらと、ひるがえっているようでした。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
布の端がこわばってめくれた新しい小型の万国旗が子供の細工のように張り渡されていた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
ハクランカイをごらんなさればよろしいに、と南国|訛りのナポレオン君が、ゆうべにかわらぬ閑雅の口調でそうすすめて、にぎやかの万国旗が、さっと脳裡に浮んだが、ばか、大阪へ行く、京都へも行く、奈良へも行く、新緑の吉野へも行く、神戸へ行く、ナイヤガラ、と言いかけて、ははははと豪傑笑いの真似をして見せた。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
作例 · 標準
運動会では、校庭に万国旗が飾られた。
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国際会議の会場には、色とりどりの万国旗がはためいていた。
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子供たちが万国旗の下で楽しそうに遊んでいる。
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ウィキペディア
万国旗 とは、さまざまな国の国旗をロープに多数繋げたもの。連続旗の一種である。玩具屋などで売られていた。
出典: 万国旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0