あぶれ者
あぶれもの
名詞
標準
ruffian
文例 · 用例
未来都市計画は、お人好しの立案者が予想しなかったあぶれ者の流入によって、足元をすくわれると相場は決まっている。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
社会のまともな枠組みからはみ出したあぶれ者のかなりが、この新しい種に飛び付いた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
あぶれ者共のするような喧嘩商売は、今日かぎり思い切らねばなりませぬぞ。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
役人さえ、あぶれ者の味方なのだ――見ろ!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
そう狂っては、却ってお身の不為――あぶれ者の目にも触れなば、いのちがござらぬぞ」五 哮り狂う長崎屋の形相は、いよいよ物すごく歪むばかりだ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それとまた同時に、どこかその近邊をうろついてゐた一人の汚ないあぶれ者が別の方面から彼に近づいて來た。
— スティーヴンスン 『帽子箱の話』 青空文庫
小男で、貧相で、見るからに風采の上らぬのんだくれの、人生のあぶれ者の感じであつたが、よく見ると、美しいのだ。
— 坂口安吾 『花火』 青空文庫
後には、あぶれ者など言ふ語をさへ生む様になつた程で、もと/\彼等はごろつきだつたのである。
— 折口信夫 『ごろつきの話』 青空文庫
作例 · 標準
社会的にあぶれ者となった彼は居場所を求めていた。
昭和の文学ではあぶれ者が主人公として描かれることが多い。
社会学はあぶれ者の生活実態を研究対象とする。
あぶれ者と呼ばれた人々には深刻な差別があった。
標準
out-of-work person
作例 · 標準
私は毎日あぶれ者について考えている。
あぶれ者という言葉は日本語で重要だ。
彼はあぶれ者の意味を理解している。
この文にはあぶれ者が含まれている。