律蔵
りつぞう
名詞
標準
文例 · 用例
『四分律蔵』に、仏|文竜王自らその宮を出で、身を以て仏を繞る、仏の上を蔭いて仏に白して言わく、寒からず熱からずや、飄日のために暴されず、蚊虻のために触※せらるるところとならずや〉、風雨やんでかの竜一年少|梵志に化し、仏を拝し法に帰した、これ畜生が仏法に入った首だと見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
その後一切経を調べると、『四分律蔵』に邪眼、『玉耶経』に邪盻、『増一阿含』に悪眼、『僧護経』『菩薩処胎経』に見毒、『蘇婆呼童子経』に眼毒とあるが、邪視という字も『普賢行願品』二十八に出でおり、また一番好いようでもあり、柳田氏その他も用いられ居るから、手前味噌ながら邪視と定め置く。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
インド、エジプト等の諸国に至っては、バートンの『千一夜譚』や仏教の律蔵、ラメーレス訳『愛天経』等を見て一斑を覗わるるごとく、外貌天性とも男女いずれと別らぬ者充満し、対角線を引いたごとく入り乱れて行なうから奇々怪々の異事最も多い。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
洋学を習いはじめたのは三十四歳、手塚律蔵という人が先生であった。
— 宮本百合子 『繻珍のズボン』 青空文庫
これを戒律といい律蔵という。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
経蔵というのは御経の蔵、律蔵は戒律の蔵、戒律を納めた文庫である。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
パーリの経律蔵や、漢訳の阿含、小乗律などがそれである。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
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律蔵 とは、仏教の聖典(仏典・三蔵)の一部であり、僧伽(僧団)内の規則である「律」 をまとめたもの。
出典: 律蔵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0