くらいのもの
くらいのもの
表現
標準
only
文例 · 用例
あとは瓦が数枚落ちたのと壁に亀裂が入ったくらいのものであった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
もちろん何かの張合で誰かが溺れそうになったとき間違いなくそれを救えるというくらいのものは一人もありませんでした。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
もとはポルトガル語だといい聞かされて初めてそうかと知るくらいのものである。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
それから電車のポールの尖端から出る気味の悪い火花も、日本アルプスを照らす崇厳な稲妻の曾孫くらいのものに過ぎない。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
試みに世界における物理化学に関する研究論文の文献を集録した『フィジカリッシェ・ベリヒテ』及び『ケミカル・ニュース』の最近のものについて日本人の論文の数を検して見ると約三プロセントくらいのものである。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
しかし上流のDの辺では一時間二、三海里くらいのものです。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
定性分析のコースを一学期やらせてもらったくらいのものであった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
霧の滴の大きさは色々あるが、直径おおよそ一|分の百分一くらいのもので一滴ごとに凝結の中心となるべき核をもっている。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
作例 · 標準
この程度の問題なら、私にとっては造作もないこと、くらいのものだ。
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