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貫手

ぬきて
名詞
1
標準
spear hand
文例 · 用例
竹ますぐなるもの地面に生え、するどき青きもの地面に生え、凍れる冬をつらぬきて、そのみどり葉光る朝の空路に、なみだたれ、なみだをたれ、いまはや懺悔をはれる肩の上より、けぶれる竹の根はひろごり、するどき青きもの地面に生え。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
眺望雲環かくるかの峯は、    古生諸層をつらぬきて侏羅紀に凝りし塩岩の、   蛇紋化せしと知られたり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
(青年はほほえみながら弦打二三度して、弓をかたえの壁に立て、更に太刀をぬきてすかし視る。
岡本綺堂 蟹満寺縁起 青空文庫
花草かくて生ひたち匂ひなせば、ああまたたはぶれの鳥何日しか棲み、花の芽ぬきて飛びゆく、――戀かいまし、いとよき幸のみはやく啄み去る時胸には殘る面かげ、――消しがたきは唇|顫へて、たへぬ眼のうるほひ。
蒲原有明 獨絃哀歌 青空文庫
手をこまぬきて、目を閉じぬ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
彼は世渡りの道に裏と表の二条あるを見ぬきて、いかなる場合にも捷径をとりて進まんことを誓いぬ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
頭おのおの一槽に入れて呑み酔うてねぶりけるを、尊はかせる十握の剣をぬきて寸々に切りつ。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
「又別に銅にて作れる鋼鐵を用ひて三個の長方形なる金物を組み合せて、字母を嵌めこみたる穴に、圓形なる器にて鉛を注ぎこみ、穴を縱の上部より底通迄に鐫りぬきて、尚空氣穴をうがてる鑄造機を造りて云々」ちよつと素人には理解しにくいか知れぬが、これはつまり「手鑄込み器」の説明である。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
作例 · 標準
空手家は、敵の急所を狙い、鋭い貫手を繰り出した。
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護身術の訓練で、貫手の形を習った。
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彼は壁を貫手で軽く突いたが、その威力に皆驚いた。
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ウィキペディア

貫手 は、空手などの格闘技や武道で用いられる殴打技(オープン・ブロー)の一種である。貫き手(ぬきて)、貫手突き(ぬきてづき)とも呼ばれる。少林寺拳法では角手(つので)と呼ばれている。

出典: 貫手 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0