励声一番
れいせいいちばん
名詞
標準
giving cries of encouragement at a critical moment
文例 · 用例
しーんとしている(間)先生 (励声一番)これ思うに、このクラスの皆が戦争ごっこに夢中になっていて、勉強の方をとんと怠っているからじゃと思う。
— 海野十三 『新学期行進曲』 青空文庫
私は励声一番……、「何者だ。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
否、この度の解散は微弱な私一人のためのみならず、日本人全体のために日本人自らが励声一番した「気を附け」の号令ではなかったか。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
判事総長は泰然自若、皇太子に向って励声一番した。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
例の塀の隙間のところまで通りかかって、フト頭を回らしてこの情景を眺めると、ギョッとしたようすで一二歩後えに瞠若したが、すぐ、佩剣の柄を握って、「そこにいるのは誰だ」 と励声一番|誰何すると、たじろぐ色もなく真名古の方に走り寄って来る。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
二人は素早い眼配せを交しながら、意を通じ合っていたが、何思ったか、前田の大親分は励声一番、「やい、とめろ。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
作例 · 標準
試合のクライマックス、満員の観客から励声一番の掛け声が飛んだ。
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ゴール直前、苦しそうな友人に「がんばれ!」と励声一番を送った。
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力士が土俵に上がると、会場のあちこちから励声一番が響き渡った。
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