江戸弁
えどべん
名詞
標準
Edo dialect
文例 · 用例
」と、女はあざやかな江戸弁で答えた。
— 岡本綺堂 『恨みの蠑螺』 青空文庫
聞くも爽々しい巻舌の江戸弁だつた。
— 牧野信一 『病状』 青空文庫
彼等の言葉は立ちん坊と同様に、最下等の江戸弁を今一つ下等にして、おまけに恐ろしく略した早口で云う。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
但し彼等の言葉だけはたしかに江戸弁で、しかもそれが又恐ろしく早い。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
俗に江戸ッ子の早口と云うが、立ちん坊の江戸弁と来ると、早口は通り越してアクセントばかりである。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
といって、正真正銘の江戸弁には相違ないから、彼等も江戸ッ子に相違ない。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
老人は痩せぎすの中背で、小粋な風采といい、流暢な江戸弁といい、紛れもない下町の人種である。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
団十郎の口の重いのに引きかえて、彼は極めて流暢な江戸弁でそれからそれへと休みなしに話しつづけた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
作例 · 標準
昔の時代劇では、江戸弁が使われていて、独特の風情があった。
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「へい、らっしゃい!」という威勢の良い声は、いかにも江戸弁らしい。
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今ではほとんど聞かれなくなったが、祖父は時々、懐かしい江戸弁を話した。
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