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野荒らし

のあらし
名詞
1
標準
文例 · 用例
もっとも、稲葉城下へ攻めこんだわけではなく、城から遠い村落を焼き払って野荒ししたにすぎないのである。
坂口安吾 梟雄 青空文庫
野荒しの留守中に清洲の織田本家の者が信秀に敵の色をたて、信秀の居城|古渡を攻めて城下を焼き払って逃げたのである。
坂口安吾 梟雄 青空文庫
信秀が負け犬の遠吠えのように美濃の城下を遠まきに野荒しをやって逃げたのも笑止であるが、腹が立たないわけではない。
坂口安吾 梟雄 青空文庫
しかるに、野荒しのあとに、三拝九拝の縁談とは虫がよすぎるというものだ。
坂口安吾 梟雄 青空文庫
桂里辺の散所雑色をして、野荒しを警めしめられたいとの事は、藤原明衡の「雲州消息」に見えている。
喜田貞吉 放免考 青空文庫