山岳重畳
さんがくちょうじょう
形容詞-たる副詞-と
標準
mountains rising one above another
文例 · 用例
佐藤理学士の奥州産業総説に曰く、「撃てば則ち草に匿れ、追へば即ち山に入つた蝦夷族の版図たりし奥州、山岳重畳して到るところ天然の障壁をなし、以て交通を阻害してゐる奥州、風波高く海運不便なる日本海と、北上山脈にさへぎられて発達しない鋸歯状の岬湾の多い太平洋とに包まれた奥州。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
電車鉄道の便利なく、人力車すら多く通ぜざる紀州鄙地の山岳重畳、平沙渺茫たる処にありては、到底遠路の神社に詣づること成らず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
もし彼が山岳重畳する環境、高くそばだつ岸辺にかこまれ、そのいただきがその胸におおいかぶさってそれに影を映すようならば、それらは彼の心にもそれに相応する深みがあることを暗示する。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
その景色は山岳重畳としており、どこまでも山が連なっていた。
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墨絵に描かれた山岳重畳の風景は、見る者を圧倒する。
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険しい山岳重畳の道を、隊は慎重に進んだ。
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