ビリケン
ビリケン
名詞
標準
Billiken (pointy-headed charm doll, orig. from the US)
文例 · 用例
私のこの仏は、三十過ぎのビリケン頭をした、眼の細く吊り上っている、気の弱そうな正直くさい童顔の男であった。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
トウトウ思い切ってこうした心事を、山内さんの前で露骨に白状したら、山内さんあのビリケン頭に汗を掻いて大笑したよ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
それから、休養室にゐる、この間はひつて来た、何んとかいふ坊つちやん、そら、ビリケン頭の……。
— 岸田國士 『ママ先生とその夫』 青空文庫
ビリケン頭の工長が駈けつけたとき、服部フクは、コンクリの上で泣き伏していた。
— 徳永直 『工場新聞』 青空文庫
その、初夏のある朝、これももう亡くなった小奇術の巧かった弄珠子ビリケンと、私は名古屋の大須観音境内を、中っ腹の朝酒でブラブラしていた。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
そういううちも出演料のことでもめている割看板女史のことを考えるとまた新しい憤りさえ含み上げてきて、すぐまた私はビリケンをさそい、傍らの飲み屋へ入っていった。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
朱の剥げ落ちた箱枕が、永田杢次のビリケン型の禿頭の横にころがり、うつぶせになった半裸体の中老人は、奇妙な恰好に、腕と足とをよじらせて、鋸の目立てのような鼾を、かいている。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
五月十三日(金曜) 久しぶりの川万、河を見ながら、のんびり――兵庫県宝塚と書いて、ノンビリケンユメノクニとルビをつけた。
— 昭和十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
通天閣に鎮座するビリケンさんの足の裏を撫でて、商売繁盛を祈願した。
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ビリケンは、アメリカの女性芸術家が夢で見た奇妙な神様をモデルにしている。
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幸運の神様とされるビリケン像は、独特の表情と尖った頭が特徴的だ。
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ウィキペディア
ビリケン(Billiken)は、尖った頭と吊り上がった目が特徴の子供の姿をしている幸運の神の像。 1908年10月6日にアメリカ合衆国のフローレンス・プレッツがデザイン特許を取得した。
出典: ビリケン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0