蚶貝
きさがい
名詞
標準
blood clam (Scapharca broughtonii)
文例 · 用例
すると、高皇産霊神は、蚶貝媛、蛤貝媛と名のついた、あかがいとはまぐりの二人の貝を、すぐに下界へおくだしになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
函館から札幌までは赤※の尻尾の部分に過ぎないが、これだけ行ったので北海道の本当の大きさがいくらか正しく頭の中で現実化されたように思う。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
それをまねて、われわれの先人たちは、それぞれに大きさがいちじるしくことなるかな文字をも、同面積の、小さな正方形に押しこめてデザインしなおすことに成功し、そのことによって、かな漢字まじり文のタテ組み印刷が可能になった。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫
桃山時代というものは、何でもふくよかな時代ですから、大きさがいかにもおおらかな、ああいう茶碗が出来たのでしょう。
— 北大路魯山人 『私の作陶体験は先人をかく観る』 青空文庫
次に五週間くらいになると、大脳の発達が、他の脳部よりもやや速いために脳髄全体に対する大脳の大きさがいちじるしく進んで、ほぼ蛙の脳髄におけると同じ程度に達する。
— 丘浅次郎 『脳髄の進化』 青空文庫
作例 · 標準
北海道の漁港で、新鮮な蚶貝が山と積まれていた。
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蚶貝の刺身は、独特の甘みと歯ごたえがたまらない。
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潮干狩りではアサリやハマグリがメインだが、稀に蚶貝も見つかる。
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高級な寿司屋で、今日の特選ネタとして大きな蚶貝が出された。
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