和らぐ
やわらぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞
標準
to soften
文例 · 用例
「この子の有様を観たら誰だって心和らぐとご納得に。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
その血に流れる犯罪の素質は、和らぐどころか、当人の図抜けた知力のために増長し、この上なく危険なものに成り果てた。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
これより先、十五歳の時より、妾は女の心得なかるべからずとて、茶の湯、生花、裁縫、諸礼、一式を教えられ、なお男子の如く挙動いし妾を女子らしからしむるには、音楽もて心を和らぐるに若かずとて、八雲琴、月琴などさえ日課の中に据えられぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
それで父の意も解け、顔色も和らぐことかと思ったのは間違いで、父は恐ろしく厳励しい声で、私に怒鳴りつけて来ました。
— 一度家に帰り父に誡められたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
そこに必ず普遍性が現われて、万人と和らぐ道が通じることを信じます。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
人は恢復期の悦びに和らぐ眸をどうしても向うに見える樹木の残映にふりむけたくなるのだ……。
— 原民喜 『苦しく美しき夏』 青空文庫
しかし、これが一旦和らぐと、子供も匐いよりそうな温和な顔に変って来る。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
人は先帝の喪に服して涙|未だ乾かざれども、厚氷その片端の解くる如く心は既に新しき御代の春に和らぐ初日うららかなる下に、草莽の貧女われすらも襟正し、胸躍らせて読むは、今上陛下朝見第一日の御勅語。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい冬の寒さが、少しずつ和らいできた。
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彼女の笑顔で、会議の緊張した雰囲気が和らいだ。
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彼の怒りが和らぐのを待った。
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