のべつ
のべつ
副詞
標準
ceaselessly
文例 · 用例
蓄音機はのべつに浪花節をかけ通して居た。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
それで結極のべつ貧乏の仕飽をして、働き盛りでありながら世帯らしい世帯も持たず、何時も物置か古倉の隅のような所ばかりに住んでいる、従ってお源も何時しか植木屋の女房連から解らん女だ、つまり馬鹿だとせられていたのだ。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
それがどうだろう、のべつ貧乏の仕通しでその貧乏も唯の貧乏じゃ無いよ。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
もっともちょっとひく感冒と、眩暈は持病で、都合に因れば仮託でね――以前、私の朋達が一人、これは馴染が有って、別なある待合へ行った頃――ちょいちょい誘われて出掛けた時分には、のべつに感冒と眩暈で、いくら待っても通って見ても、一度も逢えた事は無かったんだ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
そうした貴方様、勉強家でござりました癖に、さて、これが療治に掛りますと、希代にのべつ、坐睡をするでござります。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
一時頃まで、皆戸外へ出て涼んで居て、何と言ふ騷ぎ方だらう、何故あゝだらう、烏や梟に驚かされるたつて、のべつに騷ぐ譯はない。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
のべつに小癪に障ることばっかり陳べやがって、もうもうほんとに顔を見るのもいやなんだ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
(行を別けて横に書いた者必しも詩ではない、のべつに書き下したもの必しも散文ではない。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、雨が「のべつ」降る中、黙々と作業を続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、心配事があると「のべつ」ため息をついていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「のべつ」文句を言っているのではなく、改善策を提案してほしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite