料理菊
りょうりぎく
名詞
標準
edible chrysanthemum
文例 · 用例
さて、たべる菊は普通は黄の千葉又は万葉の小菊で、料理菊と云つて市場にも出て来るのであるが、それは下物のツマにしか用ゐられぬ、あまり褒めたものではない。
— 幸田露伴 『菊 食物としての』 青空文庫
一坪の庭も無い家へ急に移つた時に一切の菊を失つて終つてから、今はもう自分は一株の甘菊をも有たぬが、秋更けて酒うまき時、今はたゞ料理菊でもない抛つたらかし咲かせの白き小菊の一二輪を咬んで一盞を呷ると、苦い、苦い、それでも清香歯牙に浸み腸胃に透つて、味外の味に淡い悦びを覚える。
— 幸田露伴 『菊 食物としての』 青空文庫
處々の島のやうな畑の縁から田へ偃ひ掛つて居る料理菊の黄な花が就中一|番強く日光を反射して近いよりは遠い程快よく鮮かに見えて居る。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、実家から送られてくる料理菊をおひたしにして食べるのが楽しみだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
刺身のつまに添えられた黄色い料理菊は、見た目にも美しい。
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酢の物に料理菊を散らすと、爽やかな香りとほのかな苦味が加わって味が引き締まる。
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