体の不自由
からだのふじゆう
表現形容詞-語幹形容動詞
標準
(physically) disabled
文例 · 用例
「はあ、店そのものの商売は、直接ではございませんが、道楽と申しましょうか、船を一ぱい持って居りまして、それが近年、あちらの方へ往き来いたしますので……」 娘の父の老主人はリョウマチで身体の不自由なことでもあり、気も弱くなって、なるたけ事業を縮小したがっている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
明治四十一年頃から翁の身体の不自由が甚だしくなって、座っていられない位であったが、それでも稽古は休まなかった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
身体の不自由な、害のない子だけに、不憫で。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
「あの書生たちは、自分たちは一日ごろごろ寝転んでいて、この体の不自由な老人を不断に使いやがってしようがない。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
流されて行った島にはろくろく食べるものもありませんし、よしあっても、体の不自由な年寄にはそれを自由に取って食べることができませんでしたから、みんな行くとすぐ死んでしまいました。
— 楠山正雄 『姨捨山』 青空文庫
この病院の現在患者は、皆相当の有産階級や知識階級である上に、動きの取れない重症患者や、身体の不自由な者ばかりで、こんな無鉄砲な、残忍兇暴な真似の出来るものは一人も居ない筈である……と……」 私は頭をシッカリと抱えたまま、長い、ふるえた溜息をした。
— 夢野久作 『一足お先に』 青空文庫
ずっと下って、身体の不自由らしい白髪の老人がいた。
— 豊島与志雄 『非情の愛』 青空文庫
その日は宗蔵も珍しく機嫌よく、身体の不自由を忘れて、嫂の物語に聞恍れていた。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
作例 · 標準
駅にエレベーターがないなんて、体の不自由な人にはつらいだろうな。
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彼の絵は、体の不自由を感じさせないほど力強いタッチだ。
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事故で体の不自由を負ったが、彼は前向きにリハビリに取り組んでいる。
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バリアフリーの街づくりが進んで、体の不自由な方々も暮らしやすくなった。
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