逆襲
ぎゃくしゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #17771 · 青空 204 例
標準
counterattack
文例 · 用例
」と見事に逆襲した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
序番自分よく、中盤惡手から駒損となり玉再再ならず窮地に陷つて、梅原さん意氣大に上つてゐたが、自分屈せず腹を据ゑて長考幾度、やがて百二三十手頃の終番に近く、隙を見て奮然逆襲、敵の應酬の失を捉へて過に勝名乘を擧げてしまつた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
逆襲される心配がないことは兵士の射撃を正確にした。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
一度退却した馬占山の黒龍江軍は、再び逆襲を試みるために、弾薬や砲を整え、兵力を集中していた。
— 黒島伝治 『チチハルまで』 青空文庫
もしガンベが何か言いだしたら俺はそうだガンベのいうとおり昨夕薄野に行って女郎というものと始めて寝てみたと逆襲してやるだけのことだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
――そりゃ、幇間の商売とはちっとばかり違うさ」 これを聞いて魯八は、軽蔑に対する逆襲に向って来るかと思いのほか ――全くさ、幇間と来たら、こりゃ論外でさ」 と、超然とする。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
バタバタと羽根を散らして上の方へ飛び退いたが、なおも真黒い手が掴みかかって来るのを見ると、その手の甲へ勇敢に逆襲して、死に物狂いに喰い附いた。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
最も致命的な逆襲は、象徴主義そのものに對する一派の著しい反感である。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫