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まず第一に

まずだいいちに
表現
1
標準
first of all
文例 · 用例
」やっぱり、その事が先生にとっても、まず第一に気がかりになる様子であった。
太宰治 佳日 青空文庫
その大きな耳がまず第一に眼についた。
黒島傳治 雪のシベリア 青空文庫
そういうわけであるから、もし日本人の自然観という問題を考えようとするならば、まず第一に日本の自然がいかなるものであって、いかなる特徴をもっているかということを考えてみるのが順序であろうと思われる。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
すなわち日本ではまず第一に自然の慈母の慈愛が深くてその慈愛に対する欲求が満たされやすいために住民は安んじてそのふところに抱かれることができる、という一方ではまた、厳父の厳罰のきびしさ恐ろしさが身にしみて、その禁制にそむき逆らうことの不利をよく心得ている。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
いやどっちもだ、けれども馬を盗むよりとまるよりまず第一に、おれは何かが食いたいんだ。
宮沢賢治 バキチの仕事 青空文庫
以上の現象の記述には、なんらか事実に基づいたものがあるという前提を置いて、さて何かこれに類似した自然現象はないかと考えてみると、まず第一に旋風が考えられる。
寺田寅彦 怪異考 青空文庫
まず第一にこの国が島国であることが神代史の第一ページにおいてすでにきわめて明瞭に表現されている。
寺田寅彦 神話と地球物理学 青空文庫
この欠陥を補うものはまず第一に個人の日記、随感録のごときものである。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫