敗衄
はいじく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
defeat
文例 · 用例
ビルダデのために最後の大|敗衄をなした如く見えしその瞬間、実に新光明は彼に臨みて主客顛倒の態を表わし、三友は勿論彼自身すら予期せざりし真理の把握に依りて彼らを見事に撃退したのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
私はこの敗衄を三カ月つづけた。
— 中井正一 『聴衆0の講演会』 青空文庫
私は、三カ月の敗衄の後に、更に腰をひくめて三カ月ジリジリと勝利への苦闘を一月、二月、三月とたたかった。
— 中井正一 『聴衆0の講演会』 青空文庫
その結果に依って彼の運命もまた決せらるべきであるが、彼は果して大拿翁〔ナポレオン一世〕の如く、敗衄のあまり、敵国に生擒され、空しく遠謫の最後を見るか、あるいは然らずして、かかる不幸より免るるを得るか。
— 大隈重信 『列強環視の中心に在る日本』 青空文庫
そこでふたりは道具箱から、日ごろ顔なじみの、だが手をにぎったのはこれが最初の、道具をつかみ出してはいじくった。
— 新美南吉 『空気ポンプ』 青空文庫
彼の目はたしかに生き返ったらしい光りを見せながら、まだ彼の喉にまいてある巾広の赤色のバンドを彼はいじくっていた。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
たまたま日露戦役において、敗衂(はいじく)の辱をこうむりし結果、多大の障碍を受けて、陽にその鋒鋩を収め、一時慎重の態度を装うといえども陰にその爪牙を磨き、孜々として勢力扶植の道を講じ今や漸次再びその萠芽を発せんとするもの少からざるを覚ゆ。
— 日野強 『新疆所感』 青空文庫
(c)それに、あの生れたばかりの美の芽ばえは、こんなにこわばった手にはいじくられないし、純然たる物質的手段だけでは得られない。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
期待された新人選手であったが、初戦で手痛い敗衄を喫し、厳しい現実を知った。
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軍師の誤算が重なり、無敵を誇った艦隊は未曾有の敗衄に見舞われた。
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かつての王者も、度重なる敗衄を経て、ついに引退を表明せざるを得なかった。
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