狡
ズル異読 ずる
名詞頻度ランク #27285 · 青空 0 例
標準
foul play
文例 · 用例
これは校長が若い時分から、自分の生来根太い狡猾な性質に困り果てながら、聖賢の書を漁つた時に、始終心で云つてたことが、今生徒を前にした今、形を取つて表れて来たのである。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
けれどもいま、葛原しげる氏の原稿を拜讀して、そんなに、嚴しいお叱りも無いので、狡猾の小文士は思はず、にやりと笑ひ、ありがたしと膝を崩さうとした、とたんに、いけませんでした。
— 太宰治 『文盲自嘲』 青空文庫
」なんて狡い牝狐だらう!
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
若さを嫉妬して、老いが狡猾な方法で巧みに責め苛んでいるようにさえ見える。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
世評許り気にして居る、狡黠な作者が能く云ふ、試作などいふ曖昧な歌が、石川君の歌には一首も無いのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
「おとっさん狡いぜ、ひとりでこっそりこんな旨いものを拵えて食うなんて――」「へえ、さんまも、こうして食うとまるで違うね」 客たちのこんな話が一しきりがやがや渦まく。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
あなたの持っている血筋をここに新らしく立てる私の家の系図へちっとばかり注ぎ入れて頂きたいのです」 貝原の平顔は両顎がやや張って来て、利を掴むときのような狡猾な相を現わして来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
「あんた、何でもあたしの方から仕向けなければ……狡いのか、意気地なしなのか、どっちなのよ」 小初の言葉のしんにはきりきり真面目さが透っていながら手つきはいくらかふざけたように、薫の背筋の溝に砂をさあっと入れる。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
「試合中に相手チームがズルをしたという疑惑が持ち上がった。」
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「この件には、何か裏でズルがあるんじゃないかと勘ぐってしまう。」
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「スポーツマンシップに反するズルは、絶対に許されるべきではない。」
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標準
cunning person
作例 · 標準
「彼はいつもズルい手を使って、皆を出し抜こうとする。」
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「そんなズルみたいなやり方で勝っても、全然嬉しくないだろ。」
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「あの人は、見た目はいいけど、実はかなりズルい面を持っている。」
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