紛れもない
まぎれもない
表現形容詞
標準
unmistakable
文例 · 用例
そうしてそれが紛れもない私の知っている宇都野さんの顔である。
— 寺田寅彦 『宇都野さんの歌』 青空文庫
そこへ折から乗込む女を見るとそれが紛れもない有名な人気女優のMYであった。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
紛れもないほととぎすである。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
しかし、そういう物質界の現象の知識は人間にいろいろのことを暗示し「思い出させる」という役目をつとめるのは、紛れもない事実である。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
ところが、ここへ来てある朝「黄つりふね草」を見つけて、図鑑と引き合わせてみると、なんと、これがすなわち紛れもない「かんしゃく持ちのさわるな草」であったのである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
それが紛れもない自分の子供であったのである。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
顔が無いので、服装と持物とによって見分ける外はないのだが、革帯の目印と鉞の飾とによって紛れもない弟の屍体をたずね出した時、シャクはしばらく茫っとしたままその惨めな姿を眺めていた。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
顏が無いので、服装と持物とによつて見分ける外はないのだが、革帶の目印と鉞の飾とによつて紛れもない弟の屍體をたづね出した時、シャクは暫く茫つとしたまま其の慘めな姿を眺めてゐた。
— 中島敦 『狐憑』 青空文庫
作例 · 標準
それは紛れもない彼の筆跡で、すぐに本人だと分かったので、間違いはなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
証拠は紛れもない事実を示しており、彼に弁解の余地は全く残されていなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の歌声は、紛れもなくプロの歌手のものだと、誰もがその美しさに息をのんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash