方技
ほうぎ
名詞
標準
magical art (esp. related to medicine)
文例 · 用例
ある役所で地方技術官の集合があって、その第何日目かに大臣が出席して演説する予定になっていたところ、当日さしつかえができて大臣は欠席した。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
それは六藝、諸子、詩賦、兵書、數術、方技、斯う云ふ六種であります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
支那では方技、之が醫方明に當ります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
それから第六は方技であつて、即ち醫者の事であります。
— 内藤湖南 『支那の書目に就いて』 青空文庫
其の次の方技といふのが術藝となつて居る。
— 内藤湖南 『支那の書目に就いて』 青空文庫
向は經傳・諸子・詩賦に關するものを校正したが、その他の專門學に屬するものは、歩兵校尉任宏が兵書を校正し、太史令尹咸が數術を、侍醫李柱國が方技を校正することになり、さうして一書の校正の終る毎に、劉向がそれに篇目を分ち附け、その本の趣意の大要を撮り、そのことを別に書き、それを天子に上つた。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
但だ今日の漢書藝文志には、明かに部類を分けてあり、即ち全體を六略に分ち、六藝略・諸子略・詩賦略・兵書略・數術略・方技略としてあるが、孫徳謙は、これは向が分けたかは向の業を繼いだのであるから、向以來の分け方であらうと云つてゐるが、これは漢書藝文志によれば、初めから分れたことが明かである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
即ち成帝の時、書籍を集め、校正を命ぜられると、向は經傳(六藝)・諸子・詩賦を受け持ち、任宏は兵書、尹咸は數術、李柱國は方技を受け持つたとあつて、大體の方針は、向の着手の時に定められたのであるから、この部類分けは向に始まることは明かである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
作例 · 標準
古代中国において、天文や暦数、医学などの実用的な知識や技術は総じて方技と呼ばれていた。
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彼は山奥に隠遁する仙人から、不老長寿をもたらすという秘伝の方技を授かったと自称している。
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巫女は医術だけでなく、吉凶を占う方技の使い手としても宮中で重用された。
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