小目
こもく
名詞
標準
3-4 point
文例 · 用例
時刻がくると小目付が侍頭と共に仮小屋の検分所へ入ってくる。
— 直木三十五 『相馬の仇討』 青空文庫
「佐々木清十郎、これへ」 小目付の声に左右から出る。
— 直木三十五 『相馬の仇討』 青空文庫
「如何、始めてよろしゅう御座るか」 と、小目付が聞きにくる。
— 直木三十五 『相馬の仇討』 青空文庫
まだ北風の寒い頃、子を負った跣足の女の子が、小目籠と庖刀を持って、芹、嫁菜、薺、野蒜、蓬、蒲公英なぞ摘みに来る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
備前小目|賀陽良藤、妻に逃げられて気落ちした様になつて居た頃、菊の花に結びつけた消息を、一人の女が持つて来た。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
間違ひのないところだけいふと、浦賀奉行の報告によつて、直ちに老中、三奉行、大小目付に至るまで召集されて、非常の會議が開かれたが、五日に至るも議決せず、將軍家慶は病あつく、閣老阿部も「憂悶措く能はず」、つひに書を水戸齊昭におくつて意見を叩き「限るに六日登營の刻を以てした」といふ。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
そこで幕府は、大小目付三奉行の五手|掛りのお役かえを断行して、野火をあおるように一挙に安政の大獄に取りかかる。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
次に落別の王は、小目の山の君、三川の衣の君が祖なり。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一手目に星ではなく、堅実な「小目」に石を置くことを好む。
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小目に打った後のシマリ方一つで、その後の布石が大きく変わってくる。
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囲碁の本で小目定石を勉強したが、変化が多すぎてなかなか覚えられない。
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ウィキペディア
小目(こもく)は囲碁用語の一つで、空きスミへの着手を指す言葉のひとつ。碁盤の隅から数えて(3,4)または(4,3)の地点に打つことをいう。下図黒1、あるいはaの位置が小目である。星と並び、隅を占める手の中で最もよく打たれる着点である。定石の種類も、隅の着点の中で最も多い。
出典: 小目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0