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酔いしれる

よいしれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to be befuddled (with drink)
文例 · 用例
………… 老酋長の一人が、赤銅色の皺だらけの顔に涙の筋を見せながら、――生の歓びに酔いしれる南国人の・それ故にこそ、死に対して抱く絶望的な哀傷を以て――低く眩いた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
さんざ浮かれた折ばかり、酔いしれるとは限りません。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
葉子はしかし、いつでも手ぎわよくその場合場合をあやつって、それから甘い歓語を引き出すだけの機才を持ち合わしていたので、この一か月ほど見知らぬ人の間に立ちまじって、貧乏の屈辱を存分になめ尽くした木村は、見る見る温柔な葉子の言葉や表情に酔いしれるのだった。
有島武郎 或る女 青空文庫
事実、人間の精神生活を朽ちさせたり、官能の世界までも、蝕み喰い尽そうとする力の怖ろしさは、けっして悪臭を慕ったり、自分自ら植つけた、病根に酔いしれるといった――あの伊達姿にはないのである。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
……九十郎めも警護をゆるめ、己も油断し酔いしれるであろう。
国枝史郎 血煙天明陣 青空文庫
芝生の上には若い女のいきれが陽炎のように立って、生温かい午後の陽ざしに、人も花も、木も石も酔いしれるよう。
夢幻の恋 奇談クラブ〔戦後版〕 青空文庫
なかでも、石川正秋の朗詠はみんなを感心させるものであったが、かれの作にも酒の歌が多く、「酔いしれる父に孕みて産みし子のその酒好きを憂い給うや」などと、母に捧げる歌もあった。
山之口貘 酒友列伝 青空文庫
酔いしれるばかり華やかな幸福と、いいようもなく、思いも寄らぬほどおそろしい苦悩とへ向っての憧憬なのです。
ENTTAUSCHUNG 幻滅 青空文庫
作例 · 標準
彼は勝利の美酒に酔いしれ、仲間と喜びを分かち合った。
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祭りの熱狂的な雰囲気に酔いしれて、時間を忘れて踊り続けた。
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ライブ会場では、ファンたちが音楽に酔いしれていた。
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2
標準
to be infatuated
作例 · 標準
彼女は彼の甘い言葉に酔いしれて、周りが見えなくなっていた。
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成功体験に酔いしれるあまり、彼は傲慢になってしまった。
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若い頃は恋愛に酔いしれて、勉強がおろそかになってしまったこともある。
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酔いしれる(よいしれる) — 幻辞.com