のそのそ
のそのそ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
(move) slowly (e.g. walk)
文例 · 用例
彼は自分でも、自分が今、しかかる素振りに驚きつつ、彼は権威者のように「出せと云ったら、出さないか」と体を嵩張らせて、のそのそとみち子に向って行った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
父は、臼の漏斗に小麦を入れ、おとなしい牛が、のそのそ人の顔を見ながら廻っているのを見届けてから出かけた。
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
そのかわりに台所へのそのそ黙ってはいって来て全く散文的に売りつけることになったようである。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
時々のそのそ這い出しては、またじっとして意地のわるそうな眼を光らせている。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
そして数秒の後にまたのそのそと這い出して一寸くらいも歩いたかと思うと立止って小さな眼を光らせていた。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
彼等はそこらへのそのそ這い出して、近所隣りの台所をあらした。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
すると花の列のうしろから、一ぴきの茶いろの蟇が、のそのそ這ってでてきました。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
蟇は、やっぱりのそのそ這いながら、 (そこらはみんな、桃いろをした木耳だ。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
作例 · 標準
亀がのそのそと砂浜を歩いている。
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朝、まだ眠い目をこすりながら、彼はのそのそと起き上がった。
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「早くしてよ、もう時間がないんだから!」と彼女は、のそのそと準備する彼に言った。
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