独園
どくおん
名詞
標準
文例 · 用例
『賢愚因縁経』五に、仏が給孤独園にあった時、園中五百の乞児あり、仏に出家を乞うて許され、すなわち無漏の羅漢となる、祇陀太子、仏と衆僧を請じてこれら乞食上りの比丘を請せず、仏乞食上りの輩に向い太子汝らを請せず、汝ら鬱単越洲に往き自然成熟の粳米を取って食えと。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
こういう様相は日本ばかりでなく、遠くは仏教の発祥地である天竺でも、竹林精舎、給孤独園といった聖地も、狼や狐のすみかと化し、又、中国でも、天台山、五台山、白馬寺、玉泉寺といった有名な仏寺が、住み手もないままに捨ておかれているらしい。
— 第二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
老師と時代を同じうする宗匠に、相国寺の独園、天龍寺の滴水、東福寺の敬冲、妙心寺の越渓等があった。
— 鈴木大拙 『洪川禅師のことども』 青空文庫