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出定

しゅつじょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
leaving a state of intense concentration
文例 · 用例
その時梵王天の香油を以て大迦葉尊者の身に灌ぎ、大国の出定阿羅漢同様の芸当を演じ、自ら火化する骨を弥勒が拾うて塔婆を立つるという未来記だが、五十六億七千万年後のこと故信ずるにも足らねば疑うも気が利かぬ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
仲基は先づ「説蔽」なる著作に於て儒教を批評し、「出定後語」を著はして佛教の批評をしたが、説蔽を書いたが爲めに其師三宅石庵から破門された。
内藤湖南 大阪の町人と學問 青空文庫
彼れは其の出定後語に於て、學問も國相應といふことがある、即ち天竺は幻、支那は文、などゝ批評して居るが、甚だ卓見であつて、定めし翁の文には國學に對して卓見を示して居ることだらうと思ふ。
内藤湖南 大阪の町人と學問 青空文庫
大體印度の佛典といふものは、時間と空間の觀念がない樣な書き振りをしたものであるが、仲基が出定後語に於てそれを歴史に合はす樣に讀んだといふことは、甚だ感服の外ないもので、畢竟仲基は佛教の發展の歴史的研究をした人であるといつてよい。
内藤湖南 大阪の町人と學問 青空文庫
大阪の人富永仲基の『出定後語』の下卷に、佛出世の年代に關する諸説を掲げて、次の如き斷案を下して居る。
桑原隲藏 老子化胡經 青空文庫
平田篤胤の『出定笑語』も亦全く富永の説を祖述して居る。
桑原隲藏 老子化胡經 青空文庫
それは彼の有名な「出定後語」といふ本を讀んで敬服したのであります。
内藤湖南 大阪の町人學者富永仲基 青空文庫
この「出定後語」が出來ましたのが延享元年甲子の年で、丁度百六十年に當ります。
内藤湖南 大阪の町人學者富永仲基 青空文庫
作例 · 標準
高僧は深い瞑想の境地からゆっくりと出定し、静かに目を開けて弟子たちを見渡した。
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三日間にわたる禅定を終え、老師が出定されるのを静寂の中で待ち続けた。
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出定した後の彼の瞳には、それまでにはなかった不思議な輝きが宿っていた。
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