潜く
かずく異読 かづく
動詞-五段-カ行
標準
to be underwater from the neck down
文例 · 用例
遊ぶのみ、潜くのみ、ただ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
鴨だ、光つて潜く青首鴨は葦かびを噛む。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
この歌の、「朝に」は時間をあらわすので、「朝に日に出で見る毎に」(巻八・一五〇七)、「朝な夕なに潜くちふ」(巻十一・二七九八)等の「に」と同じい。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
鳰鳥(かいつぶり)は水に潜くので、葛飾のかずへの枕詞とした。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
海部なども、二部落あるが、片方の八幡蜑と言ふのは、極の近代移住したものらしく、壱州東海岸一帯の海の外潜くことは免されて居なかつた。
— 熊本利平氏に寄す 『雪の島』 青空文庫
下谷のある町の金貸しの婆さんの二階に間借りして、うら若い妻と七輪で飯を焚いて暮している光景のすぐあとには、幼い児と並んで生々しい土饅頭の前にぬかずく淋しい後姿を見出す。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
この人物の性格通り、名宛もきっちり、筆跡もぐらつかずくっくりしていて、あたかも書斎で書かれたかのようだった。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
ただ、神仏の前にぬかずく時、――ほかには何の仔細もなかった。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
作例 · 標準
子供が浅瀬で、首まで水に潜く姿が微笑ましい。
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豪雨により、村は濁流に潜く寸前だった。
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泳ぎが得意な彼は、水中に潜くことを躊躇しない。
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魚のように水に潜くことができたら、どんなに楽しいだろう。
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標準
to force something under the surface of the water
作例 · 標準
彼は、悪戯で弟の顔を無理やり水に潜かせようとした。
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船が転覆し、積荷が次々と水に潜いていった。
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激しい波が、小舟を力強く水に潜かせた。
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秘密の書類を、誰にも見つからないように水底に潜かせた。
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