光風霽月
こうふうせいげつ
名詞名詞-の形容詞
標準
serenity
文例 · 用例
綱吉、礼をいうぞ」 光風霽月、さきほどまでのことには何のこだわりもない明るいお声です。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
心のうちは光風霽月ですから」 龍之介はこう言ったものの、彼の心中は決して光風霽月じゃなかった。
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
」「そんなことをしたかもしれませんねえ」「だって、お互いの気持ちさえ光風霽月ならベッドが並んでたってかまわないじゃないこと?
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
四郎の一言で今までの低気圧がたちまち雲散霧消して、光風霽月、かんらかんらと朗らかにうち笑つて別れてしまう。
— 伊丹万作 『余裕のことなど』 青空文庫
淡きこと水の如きは大人の心か、昔の仇を夢と見て、今の現に報いんともせず、恨みず、亂れず、光風霽月の雅量は、流石は世を觀じたる瀧口入道なり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
夕方、いたむ歯をいぢつてゐたら、ほろりとぬけた、そしていたみがぴたりととまつた、――光風霽月だ。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
とはいえ、そこは大人物の内閣で、右から左へ曲るぐらいにこだわる量見はないのですから、光風霽月と申しますか、水従方円器と申しますか、明鏡止水の心境です。
— ぬばたまのなにかと人の問ひしとき露とこたへて消なましものを 『露の答』 青空文庫
と、いうのはその武士が、刀の柄をシッカリと、握っていたからでございます」 光風霽月大団円「『ははあこいつが噂に高い、辻斬り強盗の張本だな』と、私は突嗟に思いましたが、よい気持ちはいたしませんでした。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
作例 · 標準
彼の心は、常に光風霽月のように澄み切っている。
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困難な状況でも、彼は光風霽月の心境を保ち続けた。
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あの政治家は、光風霽月の態度で国民からの信頼を得た。
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