金の指輪
きんのゆびわ
名詞
標準
gold ring
文例 · 用例
白髪の老爺は鼻が高く、右手に金の指輪、むかし遊んだ男かも知れない。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
金の指輪をはめた死人の指。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
」といつて肩書の処を指した、恐ろしくみぢかい指で、黄金の指輪の太いのをはめて居る。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
金の指輪に、肢が切れて、血でも出したら何とする。
— 北原白秋 『蟇』 青空文庫
そのときその店先には、王さまが、おしのびで、一人のおともをつれて、金の指輪をなほさせに来てゐました。
— 鈴木三重吉 『ダマスカスの賢者』 青空文庫
イドリスは、何だらうと思ひながら、こは/″\出向いて見ますと、これ/\で、金の指輪が金細工師の店先でなくなつた。
— 鈴木三重吉 『ダマスカスの賢者』 青空文庫
だから金の指輪も手にはいり、しまひには、こんなたいそうなお金持になつたのです。
— 鈴木三重吉 『ダマスカスの賢者』 青空文庫
それはダイヤ入りの金の指輪で、形はありふれたものですが、裏に「みつ」と平仮名で小さく彫ってある。
— 岡本綺堂 『指輪一つ』 青空文庫