清風
せいふう
名詞
標準
breath of fresh air
文例 · 用例
今や落日、大洋、清風、蒼天、人心を一貫して流動する所のものを感得したり。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
(この時清風一しきり園林の梢に渡る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
渠は山に倚り、水に臨み、清風を担い、明月を戴き、了然たる一身、蕭然たる四境、自然の清福を占領して、いと心地よげに見えたりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
予かつて数これを試みしに、山本氏の「清風」は茶の至美なる者にあらずと雖、神味|頓に加はりて、霊気心胸に沁むものあるを覚ゆ。
— 幸田露伴 『水』 青空文庫
橋上の眺めは左右に岸壁を見、白沫立つてたぎり流るゝ川に臨むのであるから、緑蔭水聲、おのづから兩袖に清風を湧かす概があつて、名も餘り高く無いところだが、小じんまりして溪谷美のあることを感じさせられる。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
さても清風吹きて不淨を掃へば、山野一點の妖氛をも止めず。
— 泉鏡太郎 『蛇くひ』 青空文庫
乃ち茲に暫らく閑天地を求めて、心頭に雲を放ち、胸底に清風を蔵し、高眠安臥、興を暮天の鐘にさぐり、思を緑蔭の流光に托し、風鈴に和して吟じ、雨声を友として語り、この夏中百日を暢心静居の界に遊ばんとす。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
そこに永劫に絶えざるの清風吹く、これ汝の尤も親しき友にあらずや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
山頂で清風に吹かれ、心身ともにリフレッシュされた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
窓を開けると、清風が部屋いっぱいに吹き込んできた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
夏の暑い日に、一陣の清風が心地よい涼しさをもたらした。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避
清風(せいふう)とは「清らかな風」、「涼しい風」の意。「新鮮な空気」という意もある。 人物 村田清風 - 江戸時代後期の長州藩の家老。藩政改革の主導者。 学校 清風中学校・高等学校 清風南海中学校・高等学校 横浜清風高等学校 茨城県立坂東清風高等学校 栃木県立足利清風高等学校 埼玉県立鶴ヶ島清風高等学校 岐阜県立益田清風高等学校 その他 清風会 (書道団体) 清風 (書道雑誌) 清風荘 - 京都府京都市にある歴史的建造物及び日本庭園。 大江戸温泉物語 別府清風 - 大分県別府市にあるホテル。旧清風荘、別府ホテル清風。
出典: 清風 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0