接語
せつご
名詞
標準
clitic
文例 · 用例
殊に美しい彼女が野蛮な轡川のために辱められたなどという話は、それが当人の口から直接語られるとすると随分あさましい気持がする。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
またフォリオ判、ゴシック体、赤および黒文字、接語2付きで紙数番号なしの、ブルンデルブッツァルドの“De Derivationibus”の二七ページから五〇一〇ページまでを見られよ。
— THE DIVIL IN THE BELFRY 『鐘塔の悪魔』 青空文庫
この接語を印刷する習慣は前世紀まで行なわれた。
— THE DIVIL IN THE BELFRY 『鐘塔の悪魔』 青空文庫
作者が何等間接の解釈を加へないで、しかも作者の云はんとすることを直接語り尽してゐるやうな、さういふ「場面」こそは戯曲のために最も好ましい場面なのである。
— 岸田國士 『戯曲以前のもの』 青空文庫
即、ウタヽとイヨヽヽとがある時期には、一つの意義をめぐる隣接語だつたのである。
— 折口信夫 『言語の用語例の推移』 青空文庫
上宮太子の義疏のごとく、仏教について内奥の思念を直接語られたような文書はもとより伝わっていない。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
作例 · 標準
日本語の助詞のいくつかは、言語学的に接語としての性質を持っている。
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フランス語の代名詞には、動詞に付着して発音される接語が多い。
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接語は独立して存在できず、常に他の単語にくっついて機能する。
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ウィキペディア
接語 とは、統語論上は独立の語だが、音韻論上は他の語に依存している拘束形態素(束縛形態素)である。接語が音韻論的に依存する相手をホストという。クリティック、倚辞とも。
出典: 接語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0