煙女
けむりおんな
名詞
標準
文例 · 用例
中島湘煙女史というひとは、漢学で教育されたのね。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
古い頃の自由党副総理|中島信行男の夫人|湘煙女史は、長く肺患のため大磯にかくれすんで、世の耳目に遠ざかり、信行男にもおくれて死なれたために、あまりその晩年は知られなかったが、彼女は京都に生れ、岸田俊子といった。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
十七という年齢は、才女に、なにか不思議なつながりを持つのか、中島|湘煙女史(自由党の箱入娘とよばれた岸田|俊子)も、十七歳のとき宮中へ召され、下田歌子女史も、まだ平尾|鉐子といった時分、十七で宮中官女に召され、歌子という名をたまわったのだ。
— 長谷川時雨 『田沢稲船』 青空文庫