無間
むけん異読 むげん
名詞
標準
ceaselessness
文例 · 用例
身の毛もよだつ無間奈落だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
また「無有入於無間」を「個体性のないものは連続的物質中に侵入する」と訳しているが、これは、何となく古典物理学のエーテルを云っているようで面白い。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
一切の机上の空論、中途半端な観念が何等の用もなさぬ真実の無間地獄……と聞いてはいるが、まだ実際に見た事はない。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
その寺には彼の無間の鐘がある。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
無間地獄の底に堕ちながら死のうとして死に得ぬ魂魄のなげき……八万奈落の涯をさまよいつつ浮ぼうとして浮び得ぬ幽鬼の声……これが恋に破れたものの呪いの声でなくて何であろう。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
血の池や、針の山や、無間奈落といふ白い煙のたちこめた底知れぬ深い穴や、到るところで、蒼白く痩せたひとたちが口を小さくあけて泣き叫んでゐた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
無間奈落 押せども、ひけども、うごかぬ扉が、この世の中にある。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
底のない墜落、無間奈落を知って居るか、加速度、加速度、流星と同じくらいのはやさで、落下しながらも、少年は背丈のび、暗黒の洞穴、どんどん落下しながら手さぐりの恋をして、落下の中途にて分娩、母乳、病い、老衰、いまわのきわの命、いっさい落下、死亡、不思議やかなしみの嗚咽、かすかに、いちどあれは鴎の声か。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
作例 · 標準
仏教における無間の苦しみは、永遠に続くと言われる。
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彼は無間の努力を重ね、ついに成功を掴んだ。
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無間の時を経て、この遺跡は人々の目に触れることになった。
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標準
the Avici hell
作例 · 標準
悪行を重ねた者は、無間地獄に落ちると信じられていた。
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無間とは、仏教において最も重い罪を犯した者が落ちる地獄のことだ。
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彼にとって、その日々はまさに無間であった。
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