腰髄
ようずい
名詞
標準
文例 · 用例
盲腸は一部ユ着していて、腰髄麻酔で手術したが、ユ着をはがすとき胆汁を吐きました。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
十二日の夜以来、再びあの恐ろしい発作は起らなかったけれども、十八日の昼頃、百二十六の脈搏と八度の体温とは、始めて表の上で不吉な兆を現わし、最後の手段として腰髄刺穿が施された。
— 宮本百合子 『一つの芽生』 青空文庫
腰髄刺穿によって期せられていた、僥倖の百万分の一ほどの微かな望みも絶えて、十九日の夜半から二十日の黎明にかけて、脈搏はグングンと増加して、六時頃熱は七度八分なのに対して、脈は百二十という差を現わした。
— 宮本百合子 『一つの芽生』 青空文庫