訊出
訊出
名詞
標準
文例 · 用例
』少時して又|訊出す。
— 永井荷風 『一月一日』 青空文庫
大骨折で訊出したのは、娘には浮いた噂のないといふ世間の評判の裏書と、下手人の姿は見えなかつたといふことと、下駄屋の主人夫婦が、人から怨まれる筋のないことと、それから、娘を殺した赤い紐の結び目が、恐ろしく頑固な盲目結びであつたことなどでした。
— 十七の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
――お前に雪之助の身持と、日本橋の店でも愛想を盡かしてゐることを訊出させたのは、そのためさ」「萬七親分が乘出したのは」「あれは雪之助の細工だ。
— 六軒長屋 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「お皆に怨みのある人間を搜しませうか」「いや、それより、昨夜誰と誰が一緒だつたか、念入りに訊出してくれ。
— 女の足跡 『錢形平次捕物控』 青空文庫
大骨折で訊出したのは、娘には浮いた噂のないという世間の評判の裏書と、下手人の姿は見えなかったということと、下駄屋の主人夫婦が、人から怨まれる筋のないことと、それから、娘を殺した赤い紐の結び目が、恐ろしく頑固であったことなどでした。
— 十七の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫