蒼鷹
あおたか
名詞
標準
文例 · 用例
けれどもこの蒼鷹のように若い二人がつつましく草の上にひざまずき指を膝に組んでいたことはなぜでしょうか。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
飢えた蒼鷹が小鳥を抓むのはこんな塩梅で有ろうかと思う程に文三が手紙を引掴んで、封目を押切ッて、故意と声高に読み出したが、中頃に至ッて……フト黙して考えて……また読出して……また黙して……また考えて……遂に天を仰いで轟然と一大笑を発した。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
四 それから大殿様の御隠れになる時まで、御親子の間には、まるで二羽の蒼鷹が、互に相手を窺いながら、空を飛びめぐっているような、ちっとの隙もない睨み合いがずっと続いて居りました。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
大勢集ったところで、撞木に止っている蒼鷹を彼女は手に移し、声を張り揚げた。
— 大倉※子 『美人鷹匠』 青空文庫
美人鷹匠は十銭投げた子供の方へ近寄って、心さな手に革の手袋をはめてやり、自分の左手に止っている蒼鷹を子供に移した。
— 大倉※子 『美人鷹匠』 青空文庫
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出典: 蒼鷹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0